「ナカエの森」が
環境省の自然共生サイトに認定
環境省「自然共生サイト」
中江産業で所有する高知県土佐町「ナカエの森・地球がよろこぶ森林プロジェクト」が、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。
「自然共生サイト」とは、生物多様性の保全を目的とした取り組みなどが行われている区域を国が認定する制度です。この制度は、2021年のG7サミットで合意された「30by30」に基づき、2023年から開始されました。認定された区域は、「OECM」として国際データベースに登録され、日本の保全地域として「30by30」の目標達成に貢献します。
サイトは高知県土佐郡土佐町の西部標高900m~1,000mに位置し、弊社が管理する複層林となっています。1922年に上層木となるヒノキを植栽し、間伐を経て2002年に下層木のヒノキを植栽し、下刈り、枝打ち、間伐による森林整備により、下層植生は多種多様な植物が生息しており、2008年より継続的にエリア内の生育調査等を行っています。サイト周辺の吉野川支流の瀬戸川は吉野川の治水と四国地方全域の利水を行う早明浦ダム上流に位置し、標高1,000m級の山々に囲まれた美しい渓谷となっています。
今後も適切な森づくりによって、生物多様性の保全、二酸化炭素の吸収源としたJクレジットの創出、水源地保全など、持続可能な社会の貢献に努めてまいります。
・環境省 令和6年度後期【 No63 】ナカエの森・地球がよろこぶ森林プロジェクト ~芥川団地複層林~