■カーボン …二酸化炭素(CO2)など。
■オフセット…相殺すること。
■クレジット…資金融資。お金を融通、投資すること。
個人・企業が排出する二酸化炭素のうち削減困難な部分を、クレジットの購入を通し、他で実現されている森林吸収量等によって埋め合わせる(=相殺する)のが、カーボン・オフセットです。
CO2排出量を減らすことが難しい企業も、二酸化炭素の削減を行うことができます。
工場などから排出される二酸化炭素は、削減が難しく、自社で対処できる範囲も限られています。
そのような場合に、クレジット購入は、積極的に環境保護・社会貢献に寄与する企業の証となり、企業価値の向上につながります。
また自発的(ボランタリー)な取組のため、環境への貢献度を広く訴えることができます。
クレジットの資金は、森林整備にかかる費用の一部を補い、持続可能な森づくりに活かされ、
CO2吸収源の保全、保水能力の向上、温暖化防止と生物の多様性に役立てられます。